出版:集英社
原作:空知英秋
銀魂の第334話、335話のネタバレやや含む感想です。
こちらはコミックだと38巻、39巻掲載、
アニメだと219話、220話の話になります。
イメージとしては、
原作を知ってる人同士の感想共有のイメージで書くので、
もし未読や未視聴の場合は、一度原作をご確認ください。
この回は、
放屁の屁に、怒りの怒、ロビンマスクの絽と書いて屁怒絽(ヘドロ)と読む
ヘドロさん一家との銭湯の回でした。
ヘドロさんは、
銀さんの隣りに引っ越してきた
茶吉尼(ダキニ)族という鬼の風貌をした
宇宙三大傭兵部族のキャラです。
お隣さんなので、
となりのヘドロ(となりのトトロ?)
と呼ばれています笑
トトロのような可愛さとは違い、
ヘドロさんは同じ茶吉尼族からも恐れられるほど恐ろしい風貌です。
しかし、その実は非常に温厚な性格をした花や虫を愛する心優しい人物。
けれど、銀さん達はヘドロさんのその風貌にビビリっぱなしです。
実際、力そのものは宇宙最強で、
かつ、ヘドロさんは力の加減はできないので、
なんやかんやでかなり怖いです笑
そんなとなりのヘドロが銭湯に来た回。
ここから先は自由に面白かったところを語ります。
【感想】
まずは、やっぱヘドロさん一家怖すぎですw
そりゃあんな怖い顔で「銭湯に参りました」なんて言われたら
銀さん達も「戦闘に参った」って思っちゃいますよ笑
そこからヘドロさんのお父さんのキン◯マ袋が近藤さんに絡まってお父さんを溺れさせ、
近藤さんがお父さんの振りをして誤魔化そうとするというカオス展開w
ヘドロさん達の身体を洗う力が強すぎて、
近藤さんの背中の皮ごと抉られているのは恐怖でしか無いです🥶
ビビリまくり、テンパりまくりの銀さん達は、
なんやかんやでヘドロさん一家にかなりヒドイことをやってて、
それもお風呂の入り方の江戸ならではの風習ですと押し切るところも本当にカオスw
そして、銀さん達がテンパってめちゃくちゃしてるのに、
それを全て言葉通りに親切として受け取るヘドロ一家の純粋さが変に泣けてきます…笑
最後、家族サービスの内容云々より、
息子(ヘドロ)がきちんと地球で受け入れられているかを見にきていたお父さん。
銀さん達のように、
不器用ながらもおもてなしをしようとする人達に囲まれて、
息子(ヘドロ)が一人ぼっちではないことに安堵する良い父親でした。
そんな光景を見て、
「怖い家族だなんてとんでもない、
良い家族じゃねえか」
と家族水入らずの銭湯をじゃましちゃいけないとその場を後にしようとした時、
ヘドロ一家から「感謝しているので、今までのお礼をさせていただきたい」と言われるほど感激されていました。
そんな良い話で終わるかと思ったら、
「どうやってお礼をすれば喜んでもらえるかわからないから、
僕達がやってもらった江戸のおもてなしを
そっくりそのまましてあげよう!」
と、最後にオチがつくのも忘れず、
笑っぱなしのお話でしたw
ヘドロさん一家に悪意は全くないのだけれども、
銀さん達全員◯んだなとなるような、
因果応報とはこのことかという教訓めいた気づきもある素晴らしい話でした✨