本日、村田選手対ゴロフキン選手のWBA・IBF世界ミドル級王座統一戦がありました。
村田選手といえば、
オリンピックで金メダルを取り、
そこからプロ転向。
プロではWBAの世界ミドル級王者にも輝きます。
一方のゴロフキン選手は、
ミドル級の世界戦で歴代最多タイの20度連続防衛を果たすレジェンド。
ゴロフキン選手は亀田大毅選手や井上尚弥選手らが「怪物」と評価するほどの選手で、
もし村田選手が勝利したならば「日本史上最大の勝利」と評価するほどの強敵とのマッチアップ。
そんなとんでもないビッグマッチでしたが、
ゴロフキン選手の上手さが際立っていました。
年齢はもう40歳になるらしいですが、
ジャブのパンチが左フックだったり、アッパーだったり、
色々な角度から相手に打ち込み、村田選手のガードを何度も突き破っていました。
また、どっしりと前屈みになって、
ずっと近いところでインファイトし続ける様が、巨大な岩のような安定感に見えました。
対する村田選手も果敢に戦っていて、
パンチも非常に速かったです。
パンチのスピードでは村田選手の方が速く見えたのですが、
ゴロフキン選手はそれを上手に躱し、カウンターまで打ち込んでいたのが非常に驚きました。
結果は9ラウンドまで戦い、
ゴロフキン選手のTKO勝ち。
しかし、善戦した村田選手には、
同じボクシング選手からもたくさんの賞賛の声が上がっていました。
本当に素晴らしい試合でした🥊