宇宙兄弟の第2話感想です。
以下ネタバレあるのでお気をつけください。
【感想】
ムッタはJAXAの書類選考に通ったものの、
その後の試験を受けないようにしようと考えていた。
そんな中、幼いころから面識のある天文学者の金子シャロン博士のところを訪れる。
いやーシャロン博士はあいかわらずの美人さんで優しそうで、僕の大好きなキャラです。
ムッタはシャロン博士の家に寄るのは久々だったみたいで、
シャロン博士はムッタとヒビトが小さいころに楽器でセッションしていた時のCDを流して待ってくれていました。
(本当に良い保護者…)
そんなシャロン博士に、ムッタは今の心境を伝える。
試験を受けないようにしていること、宇宙飛行士は数百人という中で2人か3人しか受からないような超難関であり、
「どうせ受からないよ」とやる前から諦めモード…
そんなムッタに対してシャロン博士は、
「久しぶりにセッションしてみよっか。
ここにトランペットがあります。ピアノもあります。ギターも太鼓もハーモニカもあります。
どれをやってみたい?」
と問いかけます。
昔シャロン博士が子どもムッタに対してまったく同じ質問をしたときは、
ムッタは「全部!」と答え、片っ端から音を鳴らし、トランペットを選んだと言います。
「なぜトランペットを選んだの?」
とシャロン博士が子どもムッタに問いかけると、この中で一番音が出にくいからだと言っていたといい、
「昔のあなたはそんな人だったのよ。何にでもチャレンジし、難しいことを選んだ」とムッタを励ましてくれます。
(シャロン博士優しい〜)
しかしそれに対してムッタは、
「そうだったかな〜?
トランペットを選んだのは単に一番金ピカだったからじゃないかなー?」
とはぐらかそうとする。
それに対してシャロン博士は、
「それならそれでいいのよ!
今のあなたにとって一番金ピカなことは何?」
ここでタイトル回収きたー!
シャロン先生の、いや、宇宙兄弟一の名言きたー!!
自分にとっての一番の金ピカは何?
これ、単に日常を送っているだけでは忘れてしまいますよね。
とても大事なことを柔らかく気づかせてくれるのがシャロン先生の特徴です。
そして
「さあ、トランペットを持って音を出して♪
うまくいかなくたっていいし、間違ったっていいのよムッタ。
まずは音を出さなきゃ音楽は始まらないのよ」
と歩み出しの背中を押してくれるシャロン博士。
これは惚れる!
あなたは困難にチャレンジする人間だったと勇気づけ、
それでも自信を持てない相手に対して、間髪入れずに「今のあなたにとって一番金ピカなことは何?」と一番大事な夢を問いかけ、
「間違ったっていいのよ!音を出さなきゃ音楽は始まらない」と背中を押す!!
こんな心強い理解者はいないッ!
と思うぐらいこの1エピソードで僕はシャロン博士が大好きになりました笑
そしてこの2話で語られる少年ムッタとシャロン博士の「いつか月にいってシャロン望遠鏡を建てるよ」という約束。
2人の強い絆を感じます✨
そして宇宙飛行士選抜試験を受けることにしたムッタは、
一次試験を突破し、二次試験に挑む。
この二次試験会場のお昼休みでは、
真壁ケンジと伊東せりかさんと初対面。
特にケンジは見ず知らずの他人にいきなり歳を聞き、一気に打ち解けてしまうあたりぶっ飛んでるなと面白かったです笑
第2話は、ムッタが試験を受けることにビビっていたところから、試験を受け始めるというお話でしたね。
宇宙飛行士選抜試験はここから本格的にふるいにかけられることになります。
厳しい試験に対してムッタがどう立ち向かっていくのかがとても楽しみです✨