昨日、2022年ドラフトがあり、
日本ハムファイターズは二刀流の矢沢選手を単独指名に成功しました。
矢沢選手は左投げ左打ちの俊足強打の外野手兼、
最速150キロ越えのサウスポーでもある
大谷翔平選手とはまた違ったタイプのハイレベルの二刀流プレーヤーです。
正直、他のチームと競合してもおかしくないほどの選手でした。
そんな矢沢選手の指名に関して日ハムの新庄監督は、
「競合しない方が良いけど(ちょっと)くじを引きたかった気持ちもある」
とおっしゃっていました。
初めは、(くじ引きになっても)「引き当てる自信があるから」とおっしゃっていました。
しかし、最終的にお話されていたのが、
「くじを引きたいというより、
くじを引き当てて思いっきり喜んでいる姿を見せたかった。
指名された選手がこんなに自分を必要としているんだなと意気に感じて頑張ろうってなってくれたら嬉しいなというのがあった」
という部分が本音だったみたいです。
今年のドラフトの一番のドラマはまさにそんなくじ引きのシーンで、
巨人と阪神が高松商業の浅野選手を競合し、
巨人がくじを引き当てた際の原監督の喜びようが凄かったです。
本当に喜びを爆発させている原監督を見て、
浅野選手は絶対嬉しいだろうなと思いました。
新庄監督は奇抜なことも多くやりますが、
よくよく発言の真意などを聞いていると、
常にファンや選手のことを一番に考えた根底の部分からきていることがよくわかります。
本当に根っ子の優しさが伝わるなと思います。
「選手の持っている潜在能力以上のものを引き出す」
と常々言っている新庄監督の来季の活躍に注目です✨