うーま’s diary

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経営者の渡邊芳樹さんが立ち上げ時に徹底した5つのポイント

みなさんは「経営者になってみたいな」と思ったり、
「独立してみたいな」と思ったりしたことはありますか?

僕は幼稚園のころの将来の夢を「社長さん」と書いたり、
「お金持ちになりたいな」と思ったりしていたので、
経営者というものに憧れを持っていました。

僕と同じように、大なり小なり経営者というものに憧れを抱いたことがある人も多いのではないでしょうか?

実際、日本の高度経済成長期を車で支えたトヨタの豊田喜一郎さんや、
プロ野球球団を持つほどの資金力を持つようになった今の日本のトップともいえるソフトバンクの孫正義さんなど、
社会に大きく貢献し、とんでもない収入を稼げるような夢があるのが経営者の世界です。


しかし、経営者は人工の約10%程度と呼ばれるほど、世の中の少数に入る必要があるし、
何よりも学校では学ばない分野なので、
実際のところ、具体的にどうやれば事業を立ち上げられるのかわからなかったり、
そもそもイメージすらできない人もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのため、「何をしてよいかわからない」、「お金が無くなるのが怖い」など、
様々な理由から経営者になるのは厳しいなと考える人が多いのではないかなと思います。

そんな具体的に何をしてよいかわからない経営になった人が
僕の山梨の地元の先輩の渡邊芳樹さんです。

渡邊さんは、技術系の会社に勤められていたところから経営について学ばれ、
数年間の下積みを経て一から事業を立ち上げられていらっしゃいます。

ベンチャーの5年後の生存率は15%とかなり厳しい世界ではありますが、
渡邊さんは立ち上げてから3年間業績を上げ続け、現在は会社員の年収の3倍以上を稼ぐほど健闘されているみたいです。


僕は渡邊さんの立ち上げ時の話を伺ったことがありますが、
経営するしないに関わらず、今までやったことがない新しい分野で頑張る時に共通しそうな頑張り方だったので、
今回は、渡邊さんが立ち上げ時に徹底されていた5つのことを紹介します。


1.自分の目標を紙に書く

渡邊さんに、「事業を立ち上げるためにまず初めにやったことは何ですか?」と聞いた時、
「目標を紙に書くことから始めた」とおっしゃっていました。

目標は長期と短期の両方を書くらしいですが、
まずは長期目標から決めたそうです。

では、どうやって長期の目標を決めれば良いのでしょうか?

渡邊さんに伺ったところ、難しく考えすぎずに、
①自分が欲しいと思ったもの
②なりたい理想の自分
③行ってみたい場所
④理想の仕事仲間
の4つを軸に、今の自分にできるできないに関わらず、思いつく限り紙に書き出すと良いそうです。

「やりたいことなんてよくわからないよ」というタイプの人も多いけど、
最初は夢物語でも良いので、素直になることが大事で、
どうしても凝り固まってしまう場合は、お酒を飲みながらとか、誰かと楽しく話ながら書き出すのがコツとのことでした。

最終的に「そこに書いたもの全て実現したらベストな人生」と言い切れるほど、
あらゆるやりたいことを書き出して良いとのことでした。

夢を書き出したら、
何歳で達成できたら嬉しいかという「期限」、
また、やりたいことにかかる「金額」やその時の「収入」なども書きます。

期限と金額を書くことで、
自分の努力の方向性が合っているのか、
自分はいくら稼ぐ必要があるのか、
が明確になります。

学生時代は、部活の全国大会や受験など、
何かしらの目標を持ちやすかったですが、
社会人になると自分で目標を立てる必要があります。

この目標を立てる時に、
自分がどんな存在でありたいかという目的が指針になってくれるので、
そこを紙に書き出すことから始めると良いとのことでした。


短期目標においては、
長期目標が決まった後に、
必要となる計画や数字目標を紙に書き出します。

経営者の場合は、それが事業計画となるとおっしゃっていて、
5年後、1年後、1ヶ月ごとの売上目標と行動テーマ。
3ヶ月計画と月次計画、キャッシュフロー計画と、
かなり細かく落とし込んで、紙面上での行動計画を立てるのが短期目標とのことでした。

ただし、短期目標は長期目標ありきの計画なので、
まずはどんか長期目標を立てるかだけ考えていたらしいです。



2.教わる人を決める

自分の目標を決めたら、
その目標を達成している人を探して、
その人から徹底的に「学ぶ」ことをやってきたと渡邊さんはおっしゃっていました。

経営において最もリスクとなることが「迷うこと」です。

世の中には正解不正解というものはなく、
情報も溢れかえっています。

自分がその分野に精通していれば情報の取捨選択ができますが、
野球に例えると、初めてボールとバットを持ったような素人の状態では、
プロになる為にどんな練習が必要になるのか、何が正しいのか、皆目検討もつかない状態です。

なので、まずはその分野で「この人から学ぶ」という学ぶ人を決めて、
その人の全てを真似するぐらいの勢いで学んだとおっしゃっていました。

一般的な人は「色んな人の意見を取り入れたい」と思いがちですが、
色んな人の意見を取り入れようとする場合、今の自分にとって都合の良い情報だけを取り入れるのが人間なので、
良くも悪くも今までの自分の延長線上になります。

そのため、自分を大きく変えたいと思うのであれば、
教わる人を1人に絞ることが大事だとおっしゃっていました。

学ぶ人を1人に絞ると、自分にとって不都合なことにチャレンジする機会が増え、
自分を変化させるのに一番効果的らしいです。



3.優先順位を変える

具体的に自分が使う時間やお金の優先順位が、
その人の人生を決めるので、
渡邊さんは「経営を一番の優先順位に持ってくる」というのを意識し続けたとおっしゃっていました。

上達するための1万時間の法則というのがあるように、
物事に物理的に費やす時間はその熟練度を高めます。

野球でも、一日5時間、休日なら14時間ほどは練習にあて、
それを3年だったり10年継続してプロになります。

また、自分から本を読んだり、最新のトレーニングを取り入れたり、強豪校との遠征に行ったり、
自分の時間と頭とお金を、そのことに集中すると思います。

経営においても同様で、
まずは経営のことを四六時中考えること。
そのために1で作った目標を紙に書いて、天井に張ったり、
色紙に書いて寝床の近くに置いたり、とにかく目に触れさせる努力をしたとおっしゃっていました。

これはボクシングで金メダルを取った村田選手も実践されているみたいで、
村田選手は冷蔵庫に目標を貼っているのをTVで見ました。

地道だし、本当に効果があるのか分かりづらい行動ではありますが、
まずは意識を変えるところから始めたとのことでした。

そこから具体的な時間の使い方が変わり、
それが成果に繋がり、より前向きに仕事に取り組むという良い循環を作ることに繋がります。



4.リスクを取る

経営において一番怖いのは、お金がなくなるリスクではないでしょうか?

しかし、経営は「先出し」が基本で、
お店をやる時も先に仕入れをしてから売上を上げます。

返ってくる保証は無い中でお金を先出しすることはリスクになりますが、
この先出しのリスクを取ることが渡邊さんが経営をする時に大事にされていたことらしいです。

この時、お金が足りないではなく、作り出すということを言い聞かせ、
お金の管理もこの経験を通して学んだとおっしゃっていました。


また、お金に限らず、自分が慣れないことにチャレンジすることに億劫になりやすいです。

渡邊さんは新しいことにチャレンジするという冒険的なリスクの取り方も大事にしているとおっしゃっていました。

世の中の変化は激しいので、
自分を常に変化させることが大事だし、
「リスクは恐れるものではなく管理するもの」とおっしゃっていて、
ここが経営者とそうでない人の大きな違いかもしれないなと思いました。



5.組織を作る

一人でできることには限りがあります。
経営者は組織を作り、強固にすることも大事なスキルになります。

渡邊さんは経営者で一番難しく、一番大事なのは「組織を作ること」とおっしゃっていました。

既にある組織を管理することは経験ある人も多いかもしれませんが、
一から組織を作るというのは経験している人は少ないと思います。

渡邊さんが組織を作る時に大事にしていることは、
「価値観の共有」だとおっしゃっていました。

ここはコミュニケーションを取る時に共通して大事にしているらしいですが、
「目の前の人が何を大事にしているか?」、「目の前の人がどうなりたいか?どういう目標を持っているか?」を聞き、
その達成に沿うように事業や仕事を通して一緒に頑張ろうと提案するとおっしゃっていました。

人は目標達成したい生き物なので、
目の前の人が何を達成したいのか、
そこに注力して関わるコミュニケーションを大事にして組織を一から作ってきたとおっしゃっていました。



◆まとめ

渡邊さんのお話を聞き、
本質的に必要な努力は「自分を変えること」かなと思いました。

そのために、目標を明確にし、人から学び、優先順位を変えて、リスクを取って、組織も作る。

元々シャイな性格だとか、怠け癖があるとか、勉強に自信が無いとか、
色々なネックを抱えているのが普通ですが、
そこを変えていく努力はどんな世界でも必要だし、
あらゆる分野で必要なことだと思いました✨