現在行われているセ・パ交流戦。 北海道日本ハムファイターズが本拠地とするエスコンフィールド北海道から、 対戦相手のDeNAベイスターズファンに以下のようなメッセージがスクリーン画面にて送られました。
↓↓↓↓↓ 〜横浜DeNAベイスターズファンのみなさまへ〜
エスコンフィールド2年目、ベイスターズとは初の交流戦にご来場ありがとうございました。
1978年開業のベイスターズ本拠地「横浜スタジアム」は、市街地の公園の中に球場をつくるという世界でも斬新な発想で多くの米国設計者を魅了しました。 今では「park in the park(公園の中にあるボールパーク)」と呼ばれ、 多くのメジャーリーグ球場の基本コンセプトになっています。
実はエスコンフィールドその刺激を受けた設計者たちの協力で誕生した球場です。 われわれも皆様のように世界の人々に刺激を与えられる発想やコンセプトを作り、
そして横浜スタジアムのように地元の方々にも愛される場所を創っていけるよう、たゆまぬ努力を重ねて参ります。
次回、皆様がご来場の際、「ここはいつも新しいことにチャレンジしている場所」と思っていただけるよう日々精進して参りますので、今後ともよろしくお願いします。 皆様の次回のご来場、心よりお待ちしております。 ご来場ありがとうございました。
球場スタッフ一同 ↑↑↑↑↑
交流戦とは、 普段戦うことのないセ・リーグとパ・リーグの球団がそれぞれ1カード(3試合)ずつ戦う年に一度のイベントです。
そして、それぞれのチームの本拠地は一年ごとに変わるため、 エスコン完成一年目の昨季はDeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムで行われ、 今年がベイスターズファンが初めて訪れるエスコンフィールドでした。
その3連戦の最後に、 球場に訪れたベイスターズファンに向けて、 横浜スタジアムの良さを伝え、そこから自分達が学び、新しいチャレンジを続けて精進するという大変素晴らしく温かいメッセージに、 訪れたベイスターズファンが心を鷲掴みにされて帰りました。
今年のファイターズは有望な若手が続々と頭角を現し、現在オールスターファン投票ではDH以外の全ポジションで一位を独占するというとんでもない事態になっています。 これは選手個々の魅力や日ハムと今年の躍進もありますが、今回のエスコンのような相手へのリスペクトから他球団ファンも「日ハムを応援したい」と思わせるような心遣いが認められての結果だと思います。
周りを応援できる人は逆に応援されるという 素晴らしいエピソードだなと思いました✨