宇宙飛行士としての夢を追いかけるこの作品。
宇宙に携わる人が、
様々な形で競い合い、協力し合う人間ドラマが魅力です。
そんな宇宙兄弟には数々の名言が存在します。
その中で僕が好きなものをピックアップしていきます。
今回あげるのは、
コミックス11巻の107話「本気の失敗」からです。
※以下、多少のネタバレ含みます
ムッタ達は、
宇宙飛行士としての訓練の一つで、
ローバーというプログラミングで制御するミニロボットの開発をしていました。
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このローバーの開発には予め予算も定められており、
決められた予算内でローバーをカスタマイズして、
どのぐらい正確にゴールに辿り着けるかというのを競う大会に出ていました。
そんなローバー開発中、
ムッタのチームで予算内でのカスタマイズを検討していた時に、
ムッタが言った一言が下記です。
モノ作りには、失敗にかけるお金と労力が必要なんだよ。
いい素材を使ってるモノがいいモノとは限らねえんだ。
だけど、失敗を知って乗り越えたモノなら、それはいいモノだ。
そんな技術畑上がりのムッタの失敗を組み込んだ考え方に、
ムッタのチームのローバー開発補助に入っていた技術者のピコが「こいつは失敗に対して前向きなんだ」と評価をしていました。
そんなピコの一言に対してムッタが、
「本気でやった場合に限るよ」
とポロっと言い、
「"本気"の失敗には価値がある」
と続けるました。
このムッタの失敗に対する考え方は、
自分自身とてもハッとなりました。
過去の失敗は自分の成長に大きく生きているし、
思えばその時の失敗というのは、がむしゃらで本気だったなと思い出しました。
もし、失敗ばかりでうまくいかないことが続いているなと感じたら、
より一層思い切り取り組んで、その本気の失敗から学ぶしかないんだなと思いました✨