少し遅くなりましたが、
ドラマ版のばらかもん2話見ました。
ネタバレありで感想を書くので、
まだ視聴がこれからの方はお気をつけください。
◆感想
今回は
・地域の防犯対策
・台風
・薪風呂
・餅拾い
のお話でした。
防犯対策の話の看板、
原作通りの看板で再現度高いなと思いました。
何かあったらすぐに島の人が集まってくる、
地域全体で子ども達を見守るという島ならではの防犯対策でしたね。
台風の話では窓ガラスが割れたり、ブレーカーが落ちたり、
半田先生が大変な目に遭っていました。
五島生まれの田中仁志くんから聞いたことがありますが、
五島は夏は台風が多くて大変らしいです。
そんな大変な初台風を経験した半田先生は何もできず四苦八苦。
途中からなるとヤスバが来て、台風の対策をしてくれることに。
半田先生は何かと周りの人が助けたくなる危なっかしさがあるみたいですね笑
薪風呂のお話は、原作では美和とタマの中学生二人組が半田先生を覗きにきていましたが、
ドラマ版では病院の看護師の育姉が出ていました。
育姉役の田中みな実さんがとても美しかったし、
原作よりたくさん出番がありそうなので少し楽しみです。
最後の餅拾いの話は
ばらかもんの中でも有名なエピソードで、
ヤスバの名言がありました。
書道のコンクールで、自信があった書がぽっと出の高校生に負けて2位となり、とても悔しがっていた半田先生。
気分転換に餅拾いしに外へ出るように促され、
餅拾いに参加する。
餅拾いとは、船の上から餅をたくさん投げて、
それを島のみんなで競争し合ってキャッチするという島の行事です。
参加する人が多く、
数多くのライバル相手に餅を手にするのは意外と難しいらしく、
初心者の半田先生は1個も拾えなかった。
自分が全く餅を掴むことができない半田先生は、
「世の中には(栄光を)掴む人間と掴まない人間がいる。俺は後者だ!」と自信を失う。
そんな時、餅拾いのスペシャリストのヤスバが半田先生のところに現れ、
「上ばっか見ちょるけんダメたいね。チャンスは足元にも転がっとるよ」
と地に足つける大切さを教えてくれます。
「それでも(足元に注意を向けても)、拾えなかったらどうしたらいい?」
と半田先生がヤスバに聞くと、
「どうぞお先に…。
人に取られたものを欲しがる必要はなか。諦める必要もなか。
譲ってやって、もっと大きか餅ば狙え。」
と譲ることと、諦めないことを気づかせてくれます。
相手に取られたものは潔く譲って、自分はもっと大きな餅を狙えというのはハッとさせられますね。
長くゴールの無い人生において、他人との比較ではなく、自分のやるべきことに集中した方が良いことはたくさんあります。
そんな姿勢を餅を通して、端的に伝えてくれた
そんな名言だと思います。
次の第3話も楽しみです✨