うーま’s diary

個人的に日記みたいに書いていきたいと思っています(^-^)日々の気づきやオススメ☆グルメやスポーツ、競馬など☆よろしくお願いします\(^o^)/

経営とスポーツの共通点

『千里の道も一歩から』

中国の古典に載っている一句ですが、
遠いところに行く時もまずは目の前の一歩から
走り始めます。

ランニングをする時はよく「目の前の一歩を」と思いながら気持ちを奮い立たせますが、
この慣用句はビジネスの世界でも「大きな成果を出すためにまずは目の前の小さなことから始めよう」といったニュアンスでよく用いられますよね。

このように運動やスポーツに取り組む姿勢と、
仕事での心構えで共通することは多いです。

僕の地元の友人の渡邊芳樹さんはご自身で経営をされていますが、
スポーツもとても好きな方で、仕事の話と同様にスポーツの話題でもよく盛り上がります。

また、一般的に有名な経営者さんにおいても、
ソフトバンクの孫正義さんはプロ野球球団を持つほどの野球ファンだし、
トヨタ自動車の豊田 章男さんはイチロー選手と親交が深かったりと、
スポーツを愛し、スポーツ選手のマインドや監督業の人のマネジメントを学ぶ経営者は多いと聞きます。

逆にスポーツ選手の方も経営者から学ぶことは多いらしく、
サッカーの元日本代表の本田圭佑選手は組織論を経営者から学んでいるとおっしゃっており、今は実際に経営もされていたり、
二刀流大谷翔平選手を生み出した現侍ジャパンの栗山秀樹監督は、
日ハムの監督時代に、入団したての選手に渋沢栄一さんの「論語と算盤」を必ずプレゼントし、
論語(道徳観・倫理観)と算盤(お金を稼ぐこと)の関係性を学んで、「プロ野球選手としてお金を稼ぐこと」について考えてもらうところから入るようにしていらっしゃいました。

上記のように経営者はスポーツ選手から学び、
スポーツ選手は経営者から学ぶというほど、
経営とスポーツは共通点が多く、
お互いに尊敬し合あっている関係性って良いなと思います。

今回はそんな経営とスポーツについて、
僕が好きな共通点を3点ほど紹介させていただきます。


①準備の大切さ

経営もスポーツも準備って大事ですよね。
「勝負は試合前に決まってる」という名言があるように、
本番当日にどれだけ頑張るかよりも、
そこに至るまでにどんな準備をするかが成否を左右すると言っても過言ではありません。

本番前の準備とは、
普段の人が見てないところでの自分の努力や、
本番を想定したシミュレーションをどれだけ突き詰められるか
が問われていると思います。

トップを走る経営者やスポーツ選手の準備に関しては本当に学ぶことが多く、
道具を大事にすることだったり、ルーティンを大事にしたり、データ分析を大事にしたり、
こだわりのポイントや、その準備を行う理由にプロの考え方が詰まっているなと思います。


②ミスした後の切り替え

経営もスポーツも失敗がつきものです。

その中で、経営者とプロスポーツ選手が共通して口にするのが、
「ミスしたことよりも、ミスした後の振る舞いが一番大事」です。

ミスは誰かに迷惑をかけたり、誰かに怒られてしまったりと、
どうしても気分が落ち込んでしまいます。

ミスして気分が落ち込むことは誰にでもあることですが、
経営者とスポーツ選手はミスに触れる機会が多いからか、
ミスに対する捉え方と、その後のフォローについて、様々の対策を立てて実践されているイメージがあります。

経営者ならミスの原因を追求し、同じミスを犯さないような具体的な仕組みを導入したり、
スポーツ選手ならミスした後に普段以上の声を出し、自分自身を鼓舞させたりと、
仕組み作りの面だったり、メンタル維持の面だったりと、
多種多様なミスへの関わり方から学ぶことは非常に多いです。


③チームの空気の大切さ

「成功は空気で決まる」というほど、
実は経営者の方はチームの空気を非常に大事にしているのだというのを冒頭で紹介させていただいた経営者の渡邊さんから教えていただいたことがあります。

「空気」というのは定量化しずらく抽象的なものですが、
意外と経営者はそういうことも気にするのだなと当時は驚きだったのを覚えています。

しかし、スポーツ(例えば野球)においては、
チームの空気が試合の勝敗に影響を与えるという体感がありました。

そのため、「ベンチ内での声出し」というのが、
試合で活躍するのと同等レベルで評価されます。
この空気作りの大切さは観客席から見てるだけではわかりづらいですが、
チームの中にいるとよくわかります。

積極的に良い空気を作る人は、
チームメイトからかなり感謝されるし、
一目置かれるのは間違いありません。

この空気作りというものは、
抽象的でわかりづらいことであるゆえに、
それが上手な人から学ぶことに大変意義があると思っています。



◆まとめ

上記3つの共通点はいずれも「正解」というものが存在せず、
いくらでも工夫ができることであるゆえ、
そこの取り組みに関して人から学ぶことは多い分野なんじゃないかなと思います。

だからこそ差が生まれやすいし、
自分が取り組む分野以外の人からの学びが、
自分の今の課題の突破口になることもあるのだと思います。

経営とスポーツとの共通点というより、
人生の生き方として大切な部分だと思うので、
積極的に学んで自分自身が実践することで、
将来おもしろい成果に繋がるのではないかなと思います✨