うーま’s diary

個人的に日記みたいに書いていきたいと思っています(^-^)日々の気づきやオススメ☆グルメやスポーツ、競馬など☆よろしくお願いします\(^o^)/

青山学院大学の原晋監督と起業家の渡邊芳樹さんで重なるチームマネジメントで大事なこと

今年の箱根駅伝は凄かったですね。 青山学院大学が最強駒澤大学相手に6分45秒もの差をつけて大会総合新記録で優勝を決めました。

今年の駒澤大学はタレント揃いで、 大学駅伝の有識者たちは「ダントツ駒澤」の状態でしたが、 そんな周囲の予想をよそに、青学が大会新記録の走りでの優勝に、 名将原晋監督の組織マネジメント力が、光りました。

この原監督ですが、 箱根駅伝では2015年の初優勝からの4連覇。 その後今大会までの10年間でなんと7度の優勝を誇る常勝チームを作り上げました。 本当に素晴らしい記録ですよね。

箱根駅伝は山があり、下りがあり、 様々なプレッシャーの元でチームのタスキを繋いでいく、 究極のチームスポーツです。

自分はチームスポーツや組織マネジメントの話が大好きで、 自分の友人に30代で、ゼロから3つの事業を立ち上げられた起業家の渡邊芳樹さんという方がいらっしゃいますが、 渡邊さんが起業において一番大事にされているのが「人」と「チーム」です。

よく、「スポーツと経営は似ている」と言われますが、 そんな原監督のマネジメントの様子と、起業家の渡邊さんがおっしゃるチームマネジメントで大事にされていることがすごく共通点が多く、興味深いなと思ったので、以下で紹介しようと思います。

①ビジョンを語り目標設定をする

強いチームを作る際、 経営者や強豪校の監督は土壌作りを大事にします。

私の友人の渡邊さんは、 ご自身の仕事仲間に対して、 まずはその人が最終的にどうなりたいか? それを確認し、紙に書き出し、周りに宣言する場を作るそうです。

青学の原監督も、 選手各々に目標を設定させ、 ランダムな5、6人のグループを作り、 それぞれのグループで目標管理ミーティングを行うらしいです。

お二人がこのような場を作る理由には、 「組織の各個人の自主性が生まれる」ことと、 「チーム内でビジョンを共有することによる一体感」を狙ってのことと言い、 「個人の自立」と「組織の結束力」の両方を高めるのに非常に効果的だと判断されているのだと思います。

②無形なものを有形に変えていく。

「無形なものを有形に」というのは 青学の原監督がよく口にされる言葉です。

この言葉は色々な受け取り方ができると思いますが、 原監督が使うニュアンスとしては、 「まだ見えない己の目標(無形)を実現(有形)する」即ち目標達成をするということと、 「目標達成(有形)をするために、日々の見えない努力や基礎基本の徹底(無形)をすること」 という意味が込められていると思います。

渡邊さんは普段「無形」、「有形」といった言い方はされませんが、 目に見えないものを信じられるぐらい努力することを心掛けてきたとおっしゃり、 それがとても大事だったことから、ご自身のお仕事仲間にも伝えているそうです。

特に事業というのは保証のあるものではないため、保証(有形)は自分の努力(無形)で作るしかないのだそうです。

③熱さ

最後に、青学の原監督がチームをまとめるのにリーダーに必要なもの。 それは自分の「熱さ」だとおっしゃいます。

根性論に聞こえてしまうかもしれませんが、 どんなにマネジメント力に優れていても、 率いる将に「熱さ」が無ければ人はついてきません。

これは様々な経営者もよくおっしゃっていて、 渡邊さんも「人は感じて動く」もので、 「感動」という言葉はあっても「理動」という言葉は無いとおっしゃり、 人に最後に伝わるのは自分自身の熱量と必死な姿だとおっしゃいます。

つまり最後はリーダー自身が一番ビジョンに燃えて、それに躍起になること。 細かなテクニックではなく、 どれだけ本気でやるかが重要なんだとおっしゃっていました。

◆まとめ

以上、今回箱根駅伝でチームを優勝に導いた青学の原監督と、 自分の友人で起業家の渡邊さんの共通しているチームマネジメントについて紹介しました。

他人をどうこうするのはできない中で、 他人の集合体ともいえる「チーム」を勝たせるには、 結局のところ自分の管理下にあることを徹底し、チームが力を発揮するための土壌を作るしかないのだなと思いました。